宇宙の法則・自然の法則とは?

これは難しい話ではない。
農業とは、自然を相手にそこから収穫することによって収入を得て成り立つ仕事である。
作物とは自然の法則に沿って生育するものなのだから、その法則とはどうなっているのだろう
か、という事に注目せざるを得ない。
特に有機農業は、農薬・化学肥料といった人為的な技術を一切用いないのであるから、
農業という生産現場においては、その法則性を見極める目が生産を左右するといっても過言
ではない。
とはいっても、そう簡単に了解できるものではないので、少しずつ仮定を立てながら、生産現場
において立証していく以外にはないと思う。
厳然たる法則性のうえに、宇宙、自然という地球環境が成り立っているのは間違いないところ
である。

そもそもこの世に命を与えられて存在している生物は、食物連鎖という関係で成立している。
その量的関係がピラミッド形になるので、生態ピラミッドといわれる。学校で習ったはずだ。
上位のものは、下位のものより数は絶対少なくてはならない。つりあいがとれなくなってしまう。
しかし、これに従うとすると、万物の霊長であり、最上位である人間は、ライオンの数より少なく
なくてはならない。空飛ぶ飛行機は、タカの数より少なくないと、おかしい事になる。
よく考えてみると、人間というのは、そもそも生態ピラミッドに入らない、おかしな存在だ。
はなから自然の法則(調和)外にある。 何故地球はこんな事を許しているのた゜ろう?  
繁栄すればするほど反自然となり、破滅に向かうというパラドックスのなかにある。

私たちは中世の人間ではないので、この地球が有限な一個の惑星である事を知っている。
宇宙は無限かもしれないが、地球は有限である。
宇宙船地球号というスペースシップに生存している以上、自然の法則を無視しては何者も存在
する事は出来ないだろう。
自然の法則を尊重する価値観に転換することができれば良いのだが、それに沿った形で生活
そのものを変えていくという事は以外に難しい。
宇宙・自然の法則を尊重した形で繁栄するということは残念ながら難しいだろう。
結局ダメだと解っていながら止める事のできないノンストップの急行列車に乗っているかの
ようだ。今の平和と繁栄は、つかの間の最後の晩餐であるのかもしれない。

結局のところ、この地球という有限なビオトープの中に閉じ込められていながら、法則に従わなく
てもよいという完全自由な意思を与えられているのが人間というものた゜と思う。
私たちは、自然の法則という地球の恩恵を受けてこそ生きていけるのだか、普段はこうしたこと
には無頓着であり、おまり考慮したりはしない。

自然の法則とは?という観点からみると、人間とは実におかしな存在であると思う。

 戻る