甘酒をつくる

甘酒は、甘くて美味しい、冬の定番の飲み物です。
今では缶入り甘酒が安く市販されていますから、
買って来て飲むのが便利快適です。
しかし、それではスローフードにならんじゃないかっ!!
というわけで米麹を買って来て自分で作ることにしました。
本当は麹づくりから始めればよいのですが、
それも大変ですので、市販されている米麹を買ってきました。
原料はこきびです。
さてどんな甘酒に仕上がるでしょうか。

材料を用意する。
こきびを1カップ・1合
米麹1袋・200g
こきびを炊く。
普通の炊飯器で炊けます。
水を目盛りの1.5位に。
30分位で炊き上がります。
鍋に移して水4合位、塩一
つまみ入れておかゆにします。
30分位、ことこと煮ます。
勿論最初から鍋で
煮てもOKです。
ゆるま湯に浸けておいた
麹と一緒に炊飯器へ。
よくかき混ぜます。
タオルをかけてふたは
半開き、保温に設定して
発酵を促します。
頑張れ麹菌!
この発酵技術は
味噌・醤油・酒造りと
日本人にとって
とても大切な醸造学です。

これからも勉強を続けて
いきたい分野です。
一日置いておくと
できあがり。
半日位でもOK
出来上がった
こきび甘酒
勿論ノンシュガーだが
とっても甘い。
「こきびの甘酒茹であずき入り」
少し置き過ぎたせいか、出来上がった甘酒はくどい位に
甘すぎる。よくこれほどまでに糖化するものだと感心する。
ここに茹でた小豆を入れてみた。丁度良い程度の甘さに
抑えられるのでちょっとしたおやつに丁度よい。
小豆をお汁粉にする場合は、相当量の砂糖を入れないと
甘くならない。いくら小豆が身体に良くても、こんなに砂糖を
使うのでは意味がないな、と思っていたので丁度良い
方法になった。この甘酒、砂糖代わりに使えそうである。

こきびを炊くときにカマドを使ったりすると完璧なのだが、そうも言っていられないので、電気炊飯器を使用した。
考えてみると、この電気というエネルギーは凄いものだと思う。電気システムが暮らしを一変させた、と言って良いと思う。 便利な電気製品も、エネルギーとしての電気がなければ何も使えない。
しかし、何でもかんでも全て電気、という事になると、いざという時に大変困ることになる。
今年は新潟県が災害に遇っているが、この地区も昨年は百年に一度と言われた、大水害に見舞われ多数の死者と損害をだした。今は国の激震災害に指定され四つのJVが入って復旧工事を進めている。電気・電話が復旧するのに一週間以上かかった。水害で道路そのものが流されている為、工事車両が入って来れない。ヘリで物資を運ぶという陸の孤島となってしまった。
勿論煮炊きなどはプロパンガスなので問題はないが、皆さん風呂に入れずに少し困ったらしい。
ボイラーは全て灯油使用を前提としている為、電気がこないと風呂にも入れないのだ。
幸い私の所は薪風呂なので、何も困ることは無く、夜はローソク灯しながら、電気が復旧するのを静かに待った。
田舎で半自給的暮らしをしていると、電気が使えない分だけ多少不便になるくらいで、直ぐには何も困らない。復旧されるまで静かに待っている余裕がある。
万が一復旧されなかったとしても、そのまま生きて行く上では支障は無い。不便なだけで暮らしていけないわけではない。 しかし、都会暮らしだとこうはいかない。
実際都会に住む人にとってはどうしようもない事だと思う。
どこで災害が起こっても今は直ちに復旧作業が開始されるので、問題ないといえばそうかもしれない。
街づくりは、そんなことにはならない、という前提の基になされている。備えなくても憂いなし、である。
だけど暮らしという観点からみると、便利と不便の半々位でバランスをとるのが一番良いのではないだろうかと思う。
普段は便利さを享受して暮らして良いが、万が一駄目になった時でも余り壊滅的な打撃を受けることなく、そのまま暮らしていける、こうなると世の中がどうなろうと平気である。あまり杞憂・心配することなく毎日お気楽に暮らしていける。
便利100%の暮らしは、いざという時に大変困る。だからいざという時が来ないように大変な労力をさかなけれはならない。これがおおいに無駄を招く。
電気というのはエネルギー効率が大変悪いものであると聞くし、原発問題もある。勿論全ては商売であるから適度なところでやめて置く、という訳にもいかないのだろうが、環境問題を考慮すると、儲けの為にはそんなもの犠牲にしたって構わないという態度には疑問が残る。
「快適・不便・半々の折衷案」・この位のところで止めて置くのが一番でないかと思う。
陰陽・割り勘・夜と昼、なんでも半々の「五分五分生活」位が丁度バランスが取れていて良いのではないだろうか。 バランスが取れているとタガが外れた時の揺れ返しも少なくて済む。
欲望のままにどんどん進むというのもあまり上品な話ではない。できるんだけれども止めて置く
というのも人間の知恵ではないかと思う。

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