2001年 日高へ

さて、生まれ故郷である日高へ戻り、1町歩(100a)の土地を借り、ヒエアワキビの雑穀類を中心に作付けしたが、結果は収穫量で210kg、金額にして26万位た゜った。
何故上手くいかないのだろうか、何が悪いのか、まったくお手上げ状態になってしまった。
もともとこの土地は地主さんが飼料用作物としてレントコーンを永く連作してきた土地である。
レントコーンはイネ科作物、雑穀も全てイネ科である。連作を嫌う雑穀類であるから、連作障害的なものが原因になったのかもしれないが、確たることがわからない。
しかし、ふんだんにある堆厩肥を入れ続けて来た土地だから、痩せているとも思えない。
しかし、取れないのは事実であり、何か原因があるはず、改善する手を打たなければならない。
どうしたらよいか、悩んでたどり着いたのが土壌分析をしてみて、土地の傾向を見てみようという方法でした。その時依頼したのが、下記の分析表です。

土壌分析も絶対的なものではありません。分析機関によって正反対の結果が出ることもあります。
土の中の事はブラックボックスであり、誰にも正確な事はわかりません。
しかし、土の三要素の中の化学性を計ってみる事により、ある程度の目安をつける事ができます。
この分析結果から、問題となるのは、19・塩基飽和度計が44、5%という数値です。
この塩基飽和度というのは、土中に含まれる塩基(カルシウム・マグネシウム・カリ等の栄養素)がどれ位かという事を表す数字です。作物が健康に生育するためには、最低でも60%の飽和度が必要とされていますので、この土地は、根本的に栄養素の絶対量が少なすぎるということが判明しました。
特に不足している苦土(マグネシウム)、石灰(カルシウム)、カリを中心に、窒素・燐酸分として魚
カスそれに米ぬかをプラスして施肥設計を行い、効果が出るかどうか試して見る事にしました。
これで駄目ならもう打つ手がなくなります。
こうして翌2002年の挑戦が始まりました。この年が石の上にも3年目の年です。
何とか上手くいってくれ、天に祈るような気持ちでした。
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