種子物語 5

 ひまわり

ひまわりといえば誰でも知らない人はいない位の最もポピュラーな花ですが、いざ栽培しようと思う
となかなかやっかいな作物です。
ひまわりは北米が原産の作物である為、もともと日本には在来種というものが存在しません。
一般に発売されている種子も全て外国からの輸入種子です。
北海道中央農試 作物開発部 畑作科のHPをみると、1994年に北海道の優良品種に指定され
たノースクイーン(北交2号)というF1(一代雑種)の品種があることが解りましたが、いろいろ手配
してみても、とうとう探し出す事ができませんでした。
2003年に指定の廃止がされている為、もう作られていないのかもしれません。畑作科では、種子の斡旋紹介等は一切してくれない為、種子販売店に頼んでも見つからない場合はもうどうしょうもありません。これからも探し続けますが、とりあえず今年は今までに入手できた三種類のヒマワリを栽培する予定です。                 (05/4/5)

ロシアひまわり
発売元 サカタのタネ
アメリカ食用ひまわり
発売元 サカタのタネ
アメリカスナックひまわり
発売元 ホクレン
(ホクレン農業共同組合連合会)

左〜ロシアひまわり、種子長15mm程度。
白と黒のストライプ色。

真ん中〜アメリカ食用ひまわり、種子長15
mm程度。色は黒。端にのみ白のストライプあり。
右〜アメリカスナックひまわり。種子長10
mm程度。上の二種と違い、やや小粒である
ものの円錐形のプックリ型。
実はしっかり詰まっている感じがする。
色が青く見えるのは種子消毒処理されて
いる為。 購入種子の場合は仕様がない。
地元の農協から購入しました。
NEW  05/4/23

北海道の食用ひまわり「ノースクイーン」の
種子が到着しました。
赤く色づいているのは消毒されている為。

さすがに食用品種だけあって、円錐形で
実がプックリとしている。
粒もアメリカンスナックの二倍位の大きさ
があり、しっかり実が入っているという感じ。
上のサカタのタネは大きいものの、実が平ら
であり、実入りが良い感じはしない。
決定事項。(05/4/23) 今年は以上の四種類のひまわりを栽培してみます。
種を見た感じでは、大粒として「ノースクイーン」、小粒として「アメリカンスナック」、
この二種類が栽培品種として向いているような気がします。


 アルファルファ


アルファルファは,タンパク質含量が高く,カルシウムなどのミネラルも豊富で,牛の嗜好性も高いことから「牧草の女王」と呼ばれています。

寒冷地向けの品種としては、
北海道農業試験場で育成され,1994年に農林登録された最も新しい品種である「マキワカバ」と、
北海道農業試験場で育成され,マキワカバと同時に農林登録された最も新しい品種の一つである「ヒサワカバ」の二種類があります。

共に北海道の優良品種です。

アルファルファはとても栄養のある牧草なのですが、一つ難点があります。
初期成育が極めて遅く、ただ蒔種しても雑草に負けてしまい、良質な牧草が取れない点です。
普通アルファルファの牧草地を造成する場合には、「除草剤処理同日蒔種法」という技術を使います。
つまりガッチリ除草剤を使用しなければ牧草地にならないという事です。
無農薬で栽培するのは極めて難しい作物です。
今年は畑での栽培は諦め、プランターを利用して試作のみにしようと考えていました。
何か良い方法はないかと、今までずっと考えてきたのですが、このアルファルファは宿根系です。
一度株さえ出来れば数年は持つ作物です。今年プランターで株を作り、来年の春株ごと移植する
という方法なら無農薬のまま牧草地にできるかもしれません。
ただ、趣味の園芸ならこれでも良いのですが、二年かがりとなる上にとても手間のかかる方法です
ので、栽培として取り組むには難点がありすぎます。一応無理がかからない程度にやっていきます
が途中で放棄するかもしれません。なかなかやっかいな作物なのです。

「ヒサワカバ」の種子。農協から購入しました。
北海道農業試験場で育成された品種なのですが、
何故かアメリカからの輸入種子です。
何故北海道での供給体制がないのか不思議です。
アルファルファに限らず、牧草系の種子は
ほとんどアメリカからの輸入種子だそうです。
今年は、この「ヒサワカバ」を試作します。
(05/4/5)


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