今年の栽培について
07/11/17

今年の栽培・農作業も先日無事に終わりました。
今年は6月が異常に暑く、7月は一転して寒く、お盆過ぎから又暑くなり、今年は秋が二回来たと
言われる位ちょっと異常な気候でした。
夏の最高気温は36℃を記録した日もありましたが、北海道では30℃を超えるのも珍しい位です
のでこんなに暑かったのは多分初めての事ではないかと思います。
農産物の方は、出穂時期の低温がたたって米も例年の半分量ほどの収穫だったそうです。
今年は雑穀・豆類はまずまず収穫できたのですが、やはり収穫量自体は少なく、例年の半分程
に終わりました。

全作物まずまず収穫できた中で、ひえだけは失敗してしまいました。
早生ひえは徒長を防ぐ為に例年6/10日頃播種しているのですが、今年は雨が降らない上に
7月の様な猛暑がたたって蒔いたひえが発芽しませんでした。
発芽せずに失敗したというのは初めての事で、こんな気候の年もあるのかとビックリしているとこ
ろです。
定植したひえ穂も期待したほどには分けつが進まず、穂数が少なかった上に収穫前に鹿の食害
も受け、予定通りには収穫できずに終わりました。

今年は昨年不作だったオーツ麦・きび・あわに特に注意して力を入れました。
ひえはこれまでにそれほど大きな失敗はした事がない為、例年のやり方では取れない場合も
あるとは思っていませんでした。ちょっと気の緩みがあったかもしれません。
来年はこれらを踏まえて栽培方法を更に工夫して行きたいと思っています。

来年の早生ひえの栽培法
ここらあたりの播種時期はだいたい5/20日頃から30日頃。 5月中に終わらせるのが一般的です。
早生ひえを6/10日頃、やや遅めに蒔いているのには理由があります。
徒長を防ぐというだけでなく、除草作業の軽減を図る為です。
5/20日頃に蒔いてしまうと雑草とスタートが一緒になってしまう為、その後の除草作業が大変な
ものになってしまいます。
それで約二週間程度遅らせる事で初期の雑草は耕運機で除草し、だいぶ暖かくなったところで
ひえを蒔く事によって一気に成長させ、その生育の違いで雑草と区別しながら除草するという方法
で栽培していました。
ところがこの方法では今年のように6月が異常高温になった場合には対処できないと言う事が
解りました。
収穫できない事にはどうにもなりませんので、来年は5月中の播種に戻す事にしました。
除草対策と徒長による倒伏防止方策は又別の方法を考える事にします。

早生ひえの三期分割栽培
今年はほとんど収穫できずに終わりましたので、来年は早めの出荷を目指して三期に分割して
栽培する事にしました。
1、4月初めに蒔いて育苗、定植してお盆頃の収穫予定。
2、5月初めに蒔いて育苗、定植して9月初旬の収穫予定。
3、5月末に露地蒔き、例年通り10月頃の収穫。

今まで早生ひえを育苗して栽培した事はありません。そこまでして栽培するものでもないから
です。 しかし、今年は低収穫に終わってしまいましたので、それを補う為に早めに育苗して定植
する事にしました。
上手く行けばお盆頃、遅くても9月初旬の発送ができるように段取りを考えています。

ひえ穂については、今年分けつを期待して定植本数を減らしてしまったのが原因ですので、来年
は定植面積を増やします。ひえ穂は晩生種ですので栽培期間を変更する事はできません。
栽培自体は例年通りです。

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